2018年10月 第五回発表会『ラ・バヤデール』
第三幕 影の王国
2018年10月6日
上演日:2018年10月6日(土)
会 場:狛江エコルマホール(東京都狛江市)
ゲスト:
芳賀 望(フリー)
関口 啓(スターダンサーズバレエ団)
谷口真幸(フリー)
田村幸弘(牧阿佐美バレエ団)
岡田紫苑(フリー)
寺島ゆかりのメッセージ
この度も諸先生方のご協力により『ラ・バヤデール』という大作にチャレンジすることができました。
クラシックバレエで必ず出てくる白のバレエのシーンを作り上げるのは大変なことですがご覧いただくお客さまに少しでも心に残る発表会になればと、それぞれが努力し懸命にリハーサルに取り組んでまいりました。
とくに今年は2幕の大役ガムザッティに生徒が挑戦しました。難しい役どころですがさらなる成長を見せてくれると期待し主役に抜擢いたしました。
ジュニアの子供たちもソリストを務めます。2018年は寺島萌人ちゃん、野崎寧音ちゃん、庄内藩ちゃんが埼玉全国バレエコンクールで入選し、全国バレエコンクールin八王子、プレコン部門では府川京加ちゃんが努力賞と実績を残してくれました。
また大人の生徒の皆さんは仕事とバレエを両立し楽しんで全幕の舞台に力を注いでくださいました。
本当に心強いメンバーに支えられて今日も舞台に立つことができます。
はじまったばかりのスタジオですがこんなに大きなことにチャレンジできるようになったのも影で支えてくださるスタッフの皆様、ご父兄の皆様のお力添えだと心より感謝しております。
未熟な私達ですが、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。
寺島ゆかり
第三幕 影の王国:配役
ニキヤ:寺島ゆかり
ソロル:芳賀 望
第1ヴァリエーション・庄内 澪
第2ヴァリエーション・野崎寧音
第3ヴァリエーション・寺島萌人
コールドバレエ:
小野寺遥・府川京加・北澤綾乃・获堂響花・松岡茉穗・熱海周菜
木村七海・木村日向・久木章江・福田郁美・榊 有沙・常山真央
難波香江・松村淳子・高鶴亜里沙・宮坂紗由美
第三幕 影の王国:あらすじ
自らの過ちにより取り返しのつかない事態を招いてしまったソロルは、激しい後悔とニキヤ を喪った哀しみに苛まれ、アヘンに慰みを求める。
朦朧とする意識の中、彼の目前に天へと昇ったバヤデールたちが幻影となって現れる。ニキヤを追い求めるソロルは愛と祈りを込めて踊る。するとぼんやりとニキヤの幻影が浮かび上がり、ソロルはそれに引き寄せられるように近づき彼女に許しを請おうとするが、ニキヤの幻影は跡形もなく消えてしまう。諦めきれぬソロルはそれでも尚必死に彼女を追い求め、再び彼の目の前に姿を現したニキヤとついに再会を果たす。
踊りながら、再び心を重ね合っていくソロルとニキヤ。
強い愛で結ばれた2人の心は永遠に魂の安らぎを得たのだった。